お香とお線香の項目
お香、お線香
お線香やお香は、お寺に参ったり、お墓参りをしたり、或いは一般家庭でも仏壇にお参りしたりする際に欠かせないものですし、近年ではアロマテラピーにも利用されたりしていますが、これがどんなものから作られているのかご存知でしょうか。
お線香やお香の原材料となるのは、香木と呼ばれる植物です。香木として良く知られているのは、伽羅や白檀といったものです。
伽羅は沈香の最上級品のものです。白檀は、製油分が主体です。従って、木のままでよい香りがしますので、お香や線香の原材料となるほかに、仏像などの材料としても使われます。
お香、お線香の記事
微煙なお線香が人気です
近年、お線香は微煙のものが人気が高く、需要もかなり高まっています。
お線香の香りが苦手な方は多く、目にしみてしまったり洋服や部屋に香りが染みついたりと、供養を行う方の悩みの種でもありました。しかし、煙の少ない微煙のものが発売されると、とても好評となり、今では煙の香りが花の香りのものなども販売されています。
供養する方が、気持ちよく優しい気持ちでお線香を立てることが出来ますし、小さなお子様や若い方にも喜ばれています。こういったものが販売されることにより、亡くなった方の供養が、更に身近に感じるものとなるのではないでしょうか。
お線香を買うなら薫りショップ(https://www.kaori-shop.net/)がおすすめです。
お香スティックタイプは香りだけじゃない
リラックスタイムにもってこいのアイテムといえば、アロマキャンドルやお香ではないでしょうか。今、その中でもお香が進化しているってご存知ですか?お香といえば円錐形のものを想像しがちですが、最近はスティックタイプのものも増えてきました。
それだけではなく、香りも「リラックス」だけを目的としたものではなく、最近のものはすごく多様化しています。
たとえば、香りでデトックスができたり、花粉症に効くものなど、本当に様々です。そんなばかな!と思った方もいらっしゃるかとは思いますが、薬効のある物は昔から身近にあるのです。わかりやすいもので言えば、そう、蚊取り線香です。それとは用途は違いますが、燃焼した香り、煙に薬効があることがすでにわかっているのです。
というわけで、デトックスや花粉症に効くタイプのものも納得がいくような気がします。いい香りでリラックスしながら体調管理なんて、ちょっとおしゃれだと思いませんか?生活に取り入れたい効果があるお香や線香を一度試してみてください。
種類いろいろ!洗練されたお線香
お線香というと深緑色が定番で、見た目も香りも地味なイメージが強いですが、最近は洗練されたオシャレな商品も増えてきています。
例えば、お香や線香の専門店では、フルーツの香りの商品をいろいろ扱っています。いちごの香り、柑橘系の香り、桃の香りなど、気軽にアロマ感覚で使いたくなります。
いちごの香りは、パッケージも可愛くておすすめです。また、お香や線香の専門ショップではギフトに最適な風呂敷包みの商品も販売しています。ハーブや野ばら、山桜のやさしい香りに、お線香のイメージが変わることでしょう。
小花柄のかわいらしい風呂敷も素敵です。自分用にも、ギフト用にも、もっと気軽にお線香を楽しんでみてはいかがでしょうか。
香炉はお香に高級感を持たせます
お香を楽しむ場合、灰皿や手持ちの小皿に乗せて焚く手軽な方法もありますが、自分好みの香炉を用意して、高級感を楽しむという方法もあります。ガラス製のものや陶器製のもの、金属製のものなど種類も数多くがあります。中には青磁器製の香炉もありますので、インテリアとしても使えます。
可愛い形のものやシックな形のものと形も豊富ですので、素材で選んだり形で選んだりと楽しみ方も様々です。スティックタイプのお香には、煙が抜ける穴が高い位置にある香炉が合いますし、コーンタイプや渦巻きタイプには高さが低い香炉が合います。
香炉に合わせて、お香の形や香りを変えてみるのも楽しみ方の一つです。
お線香の香りも人気のフローラルな香りで
お線香の香りといえば独特の香りで、好きな方もいますが気になる方も多いのではないでしょうか?
今ではそのお線香の香りが女性にも安心のフローラルな香りのものも登場しています。服についても全然気にならないフローラルな花の香りでお墓参りや法事をおこなってみてはいかがでしょうか。
どうしても法事は湿っぽい雰囲気になってしまいます。しかし、この香りのお線香を使用することでとても心洗われる気持ちで法事を迎えることが出来るので女性だけではなく男性にもとても人気のアイテムになっています。
お香代わりにも使えるこのアイテムぜひおすすめします。
故人の好きな香りの線香も
線香を焚くのは、仏前や墓前で個人の魂を慰めるためにかかせないものです。煙が出ている間、手を合わせる人も心落ち着くひと時となるものですが、人によっては、香りが苦手という方もいらっしゃることでしょう。
お寺のように広い空間や墓地のように外で使用するなら、煙も香りも気になりませんが、一般家庭では服に臭いがついてしまうこともあるものです。近年では、様々な香りのものが販売されています。
ローズやラベンダーなどの香りもあるため、故人が生前に好きだった花の香りを使用するのも可能になりました。また、ミントの香りのものは多少ですが、虫よけとしての効能もあります。
線香はアロマとしても使われる
香の中でも、香りのもととなる材料を練り合わせて乾燥させ、更に「線のように細くしたもの」が線香と呼ばれます。仏壇やお墓に供えるなど、主に仏事に用いられます。形は棒状のものと渦巻き状のものが一般的ですが、渦巻き状のお線香は燃焼時間を延長させるために考え出された形状です。
安定して長時間燃え続けるため、蚊取り目的でも使われています。最近では、気密性の高い住宅事情に合わせて煙が少なく、香りが穏やかなものが主流になっています。また、花やハーブ、香水といったさまざまな香りを持つものが作られるようになってきており、アロマグッズとして使用されることも増えています。
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